「ANA VISA ゴールドカード」の国内線遅延補償請求をしてみました
9月半ばの3連休で日本中に猛威を振るった台風18号のときのお話です
ANAブロンズステイタス歴3か月で羽田空港起点のSFC修行の身の小生は、
台風が北海道に上陸した9月17日、その日に函館におりました
家人と1泊2日で函館で秋の味覚と見どころを満喫する2か月以上前からの計画です
往路は現地でのレンタカーの運転があるためJALのクラスJ、
帰路はゆったりと呑みながらということで、ANAのプレミアムクラスを予約しておりました(家人には初プレミアムクラス♪なのでここは大奮発!!)
函館に16日の朝一番で到着し、朝市、赤レンガ倉庫、五稜郭などの定番の観光スポットを一巡りし湯の川温泉の宿に夕方チェックインしました
その日の19時にANAからメールがあり、
台風により明日午後の搭乗予定便が欠航となったと、早々に連絡がきてしまいました
翌々日からはお互い仕事があるので何としてでも、明日中に羽田まで帰らなければなりません
(窓際な小生は休んでも仕事に大した支障はないのですが・・・)
小生だけ食事やお風呂はそっちのけで、振替便の手配を始めました
すぐにANAブロンズデスクに電話をしました
何度掛けても繋がらず最後まで役には立ちませんでした
同時に満席表示で入力ができない未だ欠航が決まっていない便に、リロードを何度も繰り返し、根性で空席待を取ることが出来ました
帰着日の新幹線は運休、もちろんJALも欠航でした
2時間ほどあたふたしておりましたが、電話の受付が21時まででしたのであきらめました
明日の朝一番(6時30分)で電話しなければなどと心配をしながら、荒れ狂う津軽海峡を眺めながら温泉に浸かりました
部屋に戻り、にぎりめしにしてもらった残りのご飯を食べながらANAアプリをチェックすると、
なんと先ほどようやく入ったばかりの空席待が、
予約済で取れていました
明日の羽田行のANAの最終便です
あわてて座席指定を行うと、前方の普通席がなぜか並んで空いていました
プレミアムクラスの設定がない機材に変更になったようです
狐につままれたとはまさにこのことです
プレミアムクラスからの振替を意識してくれたのでしょうか???
ブロンズメンバー特典の「空席待の優先」だったのでしょうか???
これでひとまず安心は安心なのですが、明日、
この便が飛んでくれる補償はまったくありません
この時点で翌々日の始発便のキャンセル待ちを入れておきました
翌日は未明から風雨の激しさが増しすぐ近くを台風が通過していきました
旅館のチェックアウト時間が来たので暴風雨の中レンタカーに乗込みました
昼食をラッキーピエロという名物ハンバーガー屋さんで取ろうとしましたが、
行ってみるともぬけのから、20数店舗あるすべてが台風のため休業とのことでした
狭い函館の街を車でうろうろしているうちに台風は通過したのか、雨は止み、青空も見えてきました
最終便までまだ半日あるので強風の吹き荒れる中、大沼公園までドライブし、遅い昼食をとり、また函館の観光名所を巡ったりして、夕方を待ちました
17時に函館空港近くのレンタカー屋で車を返し、空港で飛ぶか飛ばないかわからない飛行機を待つことにしました
元の予約はプレミアムクラスでしたが、函館空港には航空会社のラウンジはありませんので、カードラウンジ「A-Spring」を利用しました
18時に待ちに待ったチェックインを受付けるという放送を聞くことが出来ました
チェックインカウンターに向かい、プレミアムクラスと普通席の差額を戻す手続きを行いました
そして、その日に無事帰宅することが出来ました
ここでおなじみ「ANA VISA ゴールドカード」の登場です
利用付帯ですが、
出航遅延・欠航 ・搭乗不能費用が一回の遅延の限度額1万円まで補償して貰えます
●搭乗予定の航空便 について、次のいずれかの事由が生じ、出航予定時刻から4時間以内に代替となる航空便に搭乗できなかった場合
●4時間以上の出航遅延
●欠航・運休
●搭乗予約受付業務のかしによる 搭乗不能出航地において代替便が利用可能と なるまでの間に被保険者が実際に負担した食事代
●ホテル等の客室料はお支払い 象となりません
小生の場合は14:25出航便が欠航となり、19:30出航便に振替たため5時間以上の遅延となりますので補償の対象となります
さっそくANA VISA ゴールドカードの利用手引にあるように三井住友海上に電話で連絡してみました
その5日後に保険金請求の書類一式が郵送で到着しました
記入する書類のは3つでした
1.傷害保険請求書
2.国内旅行傷害沽券保険金請求書 別紙
3.国内航空便遅延費用請求明細書
こちらが用意する書類は以下の4点
1.搭乗予定であった航空便の料金を当該カードで支払ったことが確認できる書類
VISAのインターネットサービス「Vpass」のデータをプリントアウトしました
2.航空会社発行の欠航または遅延証明書
ANAのホームページのトップ画面から、証明書発行(欠航・遅延)をクリックし,
欠航便の日付、便名 を入力しプリントアウトしました
3.代替便の航空券半券または搭乗券、搭乗証明書のいづれか
保安検査証を添付しました
4.出航地において、代替便が利用可能となるまでに被保険者が実際に負担した食事代金の領収書または清算書の原本
領収書は貰っていなかったので、レシートやお客様控えに明細を手書きして添付しました
後は送られた書類に必要事項を記入し、こちらが用意した書類を添付して返送するだけです
書類到着の翌日投函し、4日後に記入した口座に振込まれていましたので初動から10日で完了したことになります
空港に戻る前に立ち寄った函館の有名店「一文字」のラーメン、空港のコンビニで買ったビールやハイボール、ジュース、アイスクリーム、おつまみなど飲食代が7千円ほどになります
陸マイラー、ANA空マイラーにとってはおなじみの「ANA VISA ゴールドカード」のいつもと違うご利益に預かった空旅でした